パリオリンピック(五輪)世代で、オランダ1部スパルタFW斉藤光毅(21)が22日、横浜市内で古巣の横浜FCアカデミーの小学生を対象にしたサッカークリニックを行った。小学4~6年までの約50人に、ドリブル突破をメインに1対1の仕掛けの重要性を伝授。小学生と1対5の対戦で盛り上がる場面もあった。
斉藤は今季、ベルギー2部ロンメルからの期限付き移籍でスパルタでプレー。開幕から5試合は出場機会がなかったが、そこから盛り返し26試合7得点5アシストと結果を残した。「シーズンの最初は苦戦して、最後は得点して結果もついてきた。シーズン通して活躍しないといけないとあらためて思ったシーズンだった。ポジティブに捉えると、最後に盛り返せたのはいい経験ができた」と振り返った。
来季もスパルタでのプレーが決定し、目標に2ケタ得点2ケタアシストを掲げる。9月からパリ五輪切符をかけたアジア予選も始まる。「自分にとっても代表にとっても大事な大会。1人1人がA代表、欧州の強豪クラブで活躍しようと思っている。全員が上を目指しながらやれば、自ずと結果が付いてくる」と力強かった。
同世代のMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)をはじめDF菅原由勢(22=AZ)、FW中村敬斗(22=LASK)がA代表のピッチで躍動している。斉藤は「刺激にもなるが、危機感という言葉が合っている。自分も頑張らないといけない」。特に、A代表では、斉藤と同じポジションの2列目に豊富な人材がひしめく。「上の世代も含めて欧州で活躍している。もっと活躍しないと入れない。だから狙っていきたい」。来季の目標を達成し、パリ五輪、A代表へとつなげる覚悟だ。【岩田千代巳】