<明治安田生命J1:札幌1-4C大阪>◇第18節◇24日◇札幌ドーム
セレッソ大阪が、今季最多の4得点で、リーグ後半を白星発進した。
MF香川真司(34)は「いい形で試合に入れた。相手の攻撃力は脅威だったが、前半で3点とれたことは非常に大きかった」と振り返った。
前半2分に左サイドを抜け出したFW加藤陸次樹(25)がクロス。ニアサイドに飛び込んだFWレオ・セアラ(28)が右足で合わせて先制ゴールを奪った。
さらに同17分、加藤が相手のバックパスを奪って、すぐさま右足で弾丸シュート。相手GK菅野孝憲(39)はパス回しに加わって前に出ていたが、ループシュートではなく、豪快なロングシュートで突き刺した。両拳を握りしめて、ガッツポーズ。これで1ゴール1アシストとなった。
北海道コンサドーレ札幌が反撃に出ていた同38分にはMF喜田陽(22)が、プロ初ゴールを完璧な形で決めた。
クロスに対するこぼれ球に走り込んで、左足でシュート。アウトサイドにかかったボールがゴール左上に突き刺さった。GK菅野が1歩も動けないファインゴールだった。
C大阪は前半だけで今季最多の3得点を奪った。
札幌には前半45分にCKから1点を返された。
後半は札幌の攻勢を受ける展開となったが、粘り強くゴールを守った。
後半22分にはけがで1カ月以上離脱していたDFマテイヨニッチ(32)が途中出場で復帰。5バックにして、守備を固めた。
そして同31分には、千両役者がとどめを刺した。
MF喜田のロングボールで、FWレオ・セアラが右サイドを抜け出した。
MF香川が約30メートルをスプリントしてゴール前に入る。レオ・セアラからのゴロでの折り返しを、右足ダイレクトで軽く合わせた。間合いを詰めたGK菅野をあざ笑うかのような、技ありのループシュートでチーム4点目。3月12日鳥栖戦以来の今季2点目で勝負にケリをつけた。
香川は「次の1点が勝負だと思っていた。彼らの攻撃力からすれば、2、3点はとれることは分かっていた。本当に緊迫した雰囲気の中、あの1点で試合が決まったかな」と言った。
前回の4月9日ホーム札幌戦は壮絶な打ち合いの末に2-3で敗北したが、敵地できっちり雪辱した。
C大阪は2連勝を飾り、勝ち点を「32」に伸ばした。