<高円宮杯U-18サッカープリンスリーグ東海>◇24日◇第7節◇清水・J-STEPほか
藤枝明誠が清水ユースを3-2で下し、リーグ再開戦を白星で飾った。同校OBでJ1川崎F・FW遠野大弥(24)のいとこでもあるFW遠野翔一(3年)が、3得点と爆発。貴重な勝ち点3をもたらした。
遠野が主役の座を射止めた。0-1の前半ロスタイム。PKをゴール左隅へ冷静に決めると、後半7分には利き足とは逆の右足ミドルで勝ち越し点を奪った。同19分にも相手のミスからネットを揺らし、高校初のハットトリックを達成。「チームとしても、個人としても良い再スタートが切れた」と白い歯を見せた。
これで、4月22日の第4節藤枝東戦(2△2)から4戦連発。今季10点目をマークし、開幕前に掲げた「2桁得点」の目標をクリアした。それでも、チームをけん引する背番号「11」は「次は20点というぐらいの強い気持ちでやっていきたい」と満足感はない。
チームも3連勝で2位をキープし、首位JFAアカデミー福島と勝ち点3差に迫った。来月1日の次節は、その福島との首位攻防戦。遠野は「次もゴールで貢献したい」と口元を引き締めた。【前田和哉】
○…清水ユースは今季初の連敗を喫した。1-3と逆転を許して迎えた後半43分、CKのこぼれ球に反応したMF中山温樹(2年)の豪快ミドルで1点差。その後もクロスバー直撃のシュートなど決定機を作ったが、同点ゴールは奪えなかった。それでも故障や体調不良で多くのメンバーを欠く中、意地は見せた。沢登正朗監督(53)は「まだ巻き返すチャンスはある」と反撃を誓い、顔を上げた。