ドイツ2部キールへ移籍する湘南ベルマーレFW町野修斗(23)が4日、羽田空港からドイツへ出発した。
早朝の空港に湘南ベルマーレのスタッフと代理人とともに現れた町野は、出国直前の思いを問われると「今はとにかく眠いです。朝が弱いので…」と目をこすりながら笑った。
出国前夜はクラブの選手、スタッフら約30人に送別会を開いてもらった。食べたメニューは牛タン。「タンが好きなので。最後の晩餐(ばんさん)でした。後輩とかがファンみたいにサインとか写真とか最後に求めてきてうれしかったです」と笑顔を見せた。
3日の会見で、ドイツに持って行くものとして挙げた炊飯器は、エージェントからプレゼントされた。未開封のままカートに積み込んだ。大の米好き。「白米は白米だけでいけるくらい好きです。調子が良ければ1食で2合食べます」と豪語した。出身地の名産品である「伊賀米」は「生まれた時から食べてるお米なので一番おいしいと思います」とパワーフードになっている。湘南のチームメートにも好評で、「移籍しても米だけは頼む」と言われたという。
初の海外移籍。わからないことも多い。「早くチームにはなじまないといけない。パッションを持っていきたいです」。9月には、日本代表が新天地のドイツでドイツ代表と試合をする。メンバーに選ばれて試合に出場することを目指す。「チームのスタートダッシュで自分が活躍しないとその場には呼ばれないので、しっかりやりたいです」と気を引き締めた。地元を愛するストライカーが、忍者魂と伊賀米パワーで、ドイツで躍動する。