<天皇杯:富山-新潟>◇12日◇3回戦◇富山
アルビレックス新潟はアウェーでJ3カターレ富山と対戦。前半20分に右MF長谷川巧(24)がFW谷口海斗(27)のシュートのこぼれ球を押し込んで先制する。その後も優位に試合を進めて前半を1-0で折り返す。だがハーフタイムに雷雨が激しくなった。中断で約35分遅れの午後8時35分に後半開始。勝てば7大会ぶり16強が決まるとあって敵地に駆けつけた約1000人の新潟サポーターが雨の中、再開を待っていた。
右サイドバックが主戦場の長谷川は右MFで先発出場。サイドに張るだけでなく積極的に中央に切り込み、相手最終ラインの背後を狙った。今季リーグ戦は1試合の出場のみ。その鬱憤(うっぷん)を晴らすように大胆にプレーし、前半20分に角度のないところから豪快に先制のゴールネットを揺らした。
再開された後半は大雨でピッチがぬかるんだ。パスをつなぎ攻撃する新潟にとっては不利な状況だが、試合前日に松橋力蔵監督(54)は「戦い方としては敵陣に放り込んで、それを拾ってスクランブルをどう拾うか。状況に合わせて組み立てたい」と話していた。選手はパスサッカーを展開して敵陣に迫った。だが、同13分にゴールを決められ、1-1。試合が振り出しに戻った直後には雷雨が激しくなり、再び試合が中断した。
後半33分に富山に勝ち越しを許すが、その4分後に新潟は太田修介(27)が同点ゴールを決めて2-2に追いつき、試合は延長に突入した。