<全国高校総体サッカー>◇29日◇1回戦◇北海道・忠和公園多目的広場A
静岡学園は1-2で明秀日立(茨城)に敗れ、初戦敗退となった。1点を追う前半34分にFW神田奏真(3年)がヘディングで同点弾。エースの1発で追いつくも、後半ロスタイムに決勝点を許した。この日は体調不良で川口修監督(50)が不在。代行で指揮を執った浅野利紀コーチ(33)は「球際の部分では相手が上手。僕らの力不足だと思う」と敗戦を受け入れた。
強みが出し切れなかった。風下だった前半は相手の素早いプレスに苦戦。MF森崎澄晴(3年)は「圧力を受けてしまった」。積極的にシュートを放ってきた相手の攻撃にも押し込まれ、同30分に失点。神田が奪ったゴールでも流れは好転しなかった。後半も攻撃のテンポが上がらず。中盤でボールを失うシーンが目立った。同ロスタイムには速攻から決勝点を献上。GK中村圭佑主将(3年)は「失点は自分たちのミスからだった」と唇をかんだ。
今大会の優勝候補筆頭に挙げられながらも、まさかの初戦敗退。悔しい敗戦を糧に、首位を走るプレミアリーグでの優勝と全国選手権でのリベンジを目指す。中村は「僕らの実力はこんなものということを自覚しなければいけない。また引き締めてやっていく」と顔を上げた。【神谷亮磨】