サッカー日本代表として3度のFIFAワールドカップ(W杯)に出場した本田圭佑(37)が1日、千葉市の「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA」で、自身が考案し、創設した10歳以下を対象とした異色の子ども向けサッカー大会「4v4 U10」の記者会見を行い、自身の復帰について話した。
会見後には、エキシビションマッチとして4対4で子どもたちと対戦。膝の状態の回復状況を確かめるようにプレーし、3ゴールを決めるなど、順調な様子を披露した。
右膝を負傷し、昨年10月に手術した影響で約2年プレーしていない。「復帰というのもなんかおかしい話で、引退したことないので、ケガからの復帰ぐらいのニュアンスかなとは思ってますけど」。現在のトレーニングは8割がジムで、ボールを使ったトレーニングは全体の1割程度にとどまっているという。「ボールの感覚とかもやっぱり全然戻ってきてないですし、それも徐々に戻していきながら、今はフィジカルをしっかり作ってっていうところなんで。でもあれぐらい、今日やってて痛かったシーンがなかったので、ウオームアップは痛いんですけど、まあだいぶ良くなってるのは印象があります」と順調な回復状況を明かした。
7月14日にツイッターで「9月にはプレーするつもり」とつぶやいた。「もう本当に1カ月後ぐらいにはプレーできるようなぐらいに仕上げていきたいとは思っているので、そのペースでやっています」。
プレーする地域やチームについては、「ヨーロッパはあんまり考えてないです。それ以外であれば興味はある。オープンなマインドで、オファーがいいところがあればとは思ってます」と可能性を示した。欧州に興味がない理由については「もう少し、なんか違った形で、サッカーを追求できればなと」と説明した。
これまでアジア、ヨーロッパ、中米、南米、オセアニアとさまざまな大陸でプレーしてきた。アフリカでのプレー経験はないが、「アフリカは否定はしないですけど、優先順位が高いというわけでもないので。本当に機会があれば、考えたいとは思ってます。もちろん、ずっと考えてきていますし、頭の中にあるんですけど、こればっかりは向こう側も距離感はすごくあるんで。僕のイメージがつかめない状況で出すかとか、いろんな問題がある」と話すにとどめた。
本田が新設する大会は従来のサッカーの常識をぶち壊すようなルールで、日本サッカーの将来を見すえ、本田がルールなどを考案。発起人として大会にかかわる。
大会の名称からも分かるように、通常1チーム11人、11対11で行われるサッカーを、小さなピッチで4対4で行う。10分一本勝負で、交代は自由。ショットクロックは20秒以内と定められている。ゴールド大会を勝ち抜いた16チームと、他の大会の結果のポイント上位32チームの計48チームが年末の全国大会に出場できる。全国大会は23年12月24、25日に行われ、決勝はインターネットTV局「ABEMA」で無料ライブ配信される。また、優勝チームは本田率いるプロチームとの「スペシャルマッチ」を戦うことができる。
施設管理者などが地方大会を主催することもできる。初年度は条件を満たせば、フランチャイズ料が免除されるという。