元サッカー女子日本代表で11年女子W杯ドイツ大会優勝メンバー、MF川澄奈穂美(37)のWEリーグ・アルビレックス新潟レディースへの入団会見が1日、新潟県聖籠町・新潟聖籠スポーツセンターで行われた。主な一問一答は以下。
-新潟の印象は
川澄 すごく温かい方が多いんだな、と入団を発表した時から思いました。あと、ご飯がおいしいというのが(笑い)。新潟に来ておいしいお米を毎日食べられると思うと楽しみで仕方ないです。
-新潟に移籍する決め手は
川澄 WEリーグには注目していて、その中でもアルビレックスはとても勢いのあるチームだなと感じていました。順位的なところで昨季は振るわなかったかもしれないけど、何かエッセンスが加われば上位に食い込めるんじゃないかなとすごく感じていました。自分自身がそのエッセンスになれるようにしたいと考えています。
-幼なじみの上尾野辺(めぐみ)選手の言葉は後押しになったか
川澄 彼女の存在はすごく大きかったですし、一番の決め手はそこだったのかなと思います。
-決まってからはどんな会話を
川澄 日本に戻るかも、チームをどうしよう、という話をして。ただ、彼女からは「絶対にうちに来て」ということを言わないんです。「新潟に来たらこうだよ」とか、彼女が飼っている犬の「世話をしてよ」とか、遠回しに(笑い)。
-2人でどんなプレーを見せていきたい
川澄 同じチームになるのは4チーム目。本当に腐れ縁だな、って(笑い)。切っても切れないしぶとい縁を、試合中にもパスをつないで見せていけたらと思います。
-海外でプレーの幅が広がった部分は
川澄 米国に行ってから使われることより、使うことの方が多くなったと思います。日本にいた時は一応、スピードある選手だね、と言われていましたけど、米国では下から1番目(笑い)。自分の引き出しを増やさないと残れなかった。使われる側になるのか、使う側になるのかはこれからだと思いますけど、状況に合わせて。どちらのプレーも自分は好きなので。
-今季の目標は
川澄 新潟にタイトルを、というのは目標としてやりたいです。
-背番号を「19」にした理由は
川澄 9番が大好きなのですが、児野選手がいますので。サインを書くときに9と書いてしまうんです。そのときに修正をしやすいのが19だな、と(笑い)。上尾野辺にも相談したら、「私の10番と奈穂美の9番で19でいいじゃん」と言ってきたので。それが主な理由です(笑い)。
◆川澄奈穂美(かわすみ・なほみ)1985年(昭60)9月23日生まれ、神奈川県出身。中央林間小2年の時に林間SCレモンズでサッカーを始める。つきみ野中、弥栄西高では大和シルフィードに所属。日体大に進学し、全日本大学女子選手権で2度優勝。05年はユニバーシアードの日本女子代表に選ばれ3位に貢献した。大学を卒業し08年にINAC神戸に入団。同年、日本女子代表に初選出されて女子アジア杯に出場した。10年にはなでしこリーグベストイレブン、11年はリーグ優勝と得点王、MVPを獲得した。14年のシアトル・レインFCを皮切りに米国と日本の両方でプレー。19年にゴッサムFCに移籍し、23年7月に退団。157センチ、51キロ。