日テレ・東京ヴェルディベレーザから米女子プロサッカーNWSLのノースカロライナ・カレッジへ完全移籍することが決まったFW小林里歌子(26)が1日、羽田空港から渡米した。空港には、日テレ東京Vの同僚、DF宮川麻都(25)がアメリカの国旗の旗を持ち見送りに駆けつけた。
小林は「わくわくしているし、冷静な自分もいるしという感じです」と笑みをこぼした。カレッジはかねて小林に熱烈なラブコールを送り続けてきた。日テレ東京Vでは背番号「10」を背負い「チームでしっかり結果を残してから」との思いで、今季のWEリーグ終了後に移籍を決めた。
チームはボールを保持してつなぐスタイル。米女子サッカーはフィジカルの強さが特長で「フィジカル的にも成長したいという思いはある。その中で、ベレーザで身に付けたポジショニングやボールの持ち方、個人戦術のところは出したい。それをどれだけ出せるかは楽しみ」とイメージを膨らませた。
19年の女子ワールドカップ(W杯)には代表に選出されたが、21年の東京オリンピック、今回の女子W杯は、最終選考直前の負傷が響き落選した。「いつも(大きな大会前に)こうなんですよ…」と嘆くが、今は前を向いている。なでしこジャパンは強豪スペインを撃破し、世界を驚かせている。小林もなでしこの試合は見ており「若い選手が多い。勢いに乗っていけると思う」とエールを送る。もちろん、米で技術とフィジカルを磨き、狙うは24年のパリ五輪。再びなでしこで輝くべく、小林の新たな挑戦が始まった。