【WEリーグ】新潟に新加入の川澄奈穂美が初合流「タイトル取りに」チームメートに積極的に助言

合流初日の練習から積極的に指示を出す川澄

アルビレックス新潟レディースに新加入した11年ドイツW杯優勝メンバーの元日本女子代表のMF川澄奈穂美(37)が2日、新潟・聖籠町での練習でチームに初合流した。1日に入団会見を行ったばかり。練習では軽めの調整ながらパス回しや連係の確認。新チームメートに積極的にアドバイス、指示も送った。7月26日のW杯コスタリカ戦ではテレビ中継での自由な解説ぶりがSNSで話題を呼んだ。その持ち前の明るい性格と培ってきた経験を生かして、新潟にタイトルをもたらす。

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「タイトルを取りに来ました」。チームメートと初の顔合わせとなった練習前、川澄は短い言葉であいさつをした。1日の新加入会見では持ち前の明るさと笑顔で会場を笑いに包み込んだ。この日も練習場に訪れた川澄は報道陣を前に「おはようございます! よろしくお願いします!」と誰よりも笑顔だった。

笑顔が絶えない川澄もピッチに入れば真剣な目つきに変わる。会見で見せた常に笑顔の川澄の姿はない。「そんなに意識はしていないですけど、ピッチに入ったら負けず嫌いなんで」と話したが、「1日にボールを蹴れる時間もタッチする時間も少ないので1回でも無駄にしたら、それが積み重なってすごい無駄になるので、それだけはしないようにピッチに来ている」とプロ意識の高さを示す。

久しぶりに再会した小学校からの“腐れ縁”MF上尾野辺めぐみ(37)とプレーをするのは16年のリオ五輪予選以来となる。「映像も見ていたけど、昔と変わってない(笑い)」と懐かしさを感じながらも、「足元のテクニックは一級品だなと思うし、右足がポンコツなところもあるけど、左足から繰り出されるキックは素晴らしいものを持っている。安心してボールを預けられる」と絶大な信頼も寄せていた。

27日にはWEリーグカップのグループリーグ(B組)初戦、ちふれASエルフィン埼玉戦(新潟市陸上競技場)を控える。「自分で軽く動いたりしていたので、(コンディションは)悪くない。GPSやハートレートもあるので、そういうのを参考にしながら上げていきたい」。日本を盛り上げてきたレジェンドが、新天地・新潟を盛り上げる。【大島享也】