【天皇杯】浦和サポは4月にも名古屋戦で暴力行為 両クラブ間も発表の仕方でバチバチ公開バトル

4月9日、名古屋戦での浦和レッズ・サポーター

<天皇杯:名古屋3-0浦和>◇4回戦◇2日◇CSアセット港サッカー場

名古屋グランパスに完敗した浦和レッズのサポーターが暴徒化した。

元所属のFWキャスパー・ユンカーに2点目を献上するなど手痛い展開で0-3の完敗。試合後、激高した一部サポーターが暴れ出し、緩衝帯を突破した。相手サポ側の応援席へ侵入し、さらにはピッチにも乱入して警備員に押し倒された者や横断幕をはがして強奪する禁断の行為に出る者も。大挙して名古屋のゴール裏へ押しかける姿が映った動画が拡散する事態になっている。

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名古屋と浦和のサポーターを巡るトラブルは今年4月にも起きている。

名古屋の発表によると、J1第7節の名古屋-浦和戦(4月9日、豊田スタジアム)で、浦和サポータによる次のような行為があったという。

「立ち入り禁止エリアへの侵入、横断幕掲出不可エリアへの横断幕掲出や、警備員への頭突き・胸倉をつかむなどの暴行行為、並びに名古屋サポーターへの威嚇行為、禁止エリアの横断幕撤去を行おうとする弊クラブスタッフ・警備員に対する『横断幕を撤去すれば乱闘も辞さない』などの威嚇・恐喝発言」があったという。

この試合前には、チケット発売後に名古屋側が一部スタンド運用変更を行い、ゴタゴタが生じ、これが遠因となった可能性もある。

 

ただ、名古屋は当時、「今回の浦和サポーターによる違反行為は、クラブ間の信頼関係を失墜する行為として、大変遺憾に思っております。サッカーを愛するすべての皆さまが、お互いにリスペクトの精神をもって、日本のサッカーを共に盛り上げていけることを願っています」と発表していた。

 

一方、浦和もクラブとして2日後に「名古屋グランパス様による4月10日の情報発信について」との文章を発表し“反論”している。

暴力行為について「これらの行為はいかなる理由があろうとも肯定されるべき理由はなく、名古屋グランパス様、被害に遭われた方を始め、関係される全ての方々に改めて深くお詫び申し上げます」とした上で、名古屋の主張について、「本来こうした企業間の認識合わせはウェブサイトやSNSを通じてではなく、面着、文書またはEメール等を用いて閉じられた場で行われるべきものと思料いたしますが、名古屋グランパス様によります上記発信がそうした形で行われてしまっていることから、それによってご不安やご不満をいだかれた浦和レッズのファン・サポーターのみなさまのお気持ちに寄り添いたく、同様にウェブサイトおよびSNSに本内容を掲載させていただきます」と、不満をあらわにしていた。

当時、浦和はクラブとして、一部サポーターのホームゲーム3試合への入場禁止や、暴行を働いたとされる1人には、ホームゲーム10試合への入場禁止という処分を科していた。