【新潟】ケガから復帰の堀米悠斗「みんなで最大限の準備が出来た」国立競技場で名古屋戦

名古屋戦の前日練習でパスを出す堀米

J1アルビレックス新潟は5日、東京・国立競技場で名古屋グランパス(ホーム)と対戦する。

試合前日の4日は、神奈川・保土ケ谷公園サッカー場でベンチ入り予定18人が最終調整を行った。2日の天皇杯4回戦でJ2のFC町田ゼルビアを1-0で破り、09年以来14大会ぶりに8強入りを決めた新潟は現在、公式戦3連勝と波に乗る。リーグ再開戦となる今節、主将のDF堀米悠斗(28)が左足のケガから復帰。左サイドバックの位置から攻撃を操り、サッカーの聖地でファンをうならせる。

   ◇   ◇   ◇

堀米が最終ライン左から相手の急所を突くパスを差し込み、攻撃を活性化させる。敵地での天皇杯4回戦の町田戦(2日)を勝ちきったチームは新潟に戻らず関東に残り、リーグ再開の名古屋戦に向けて調整を続けた。町田戦は同行せず、3日の練習からチームに合流した主将は「中2日の試合になる選手もいるが、みんなで最大限の準備が出来た」と上々の仕上がりに笑顔を見せた。

堀米は5月28日のガンバ大阪戦後に負傷離脱。6月24日柏レイソル戦で復帰し、後半23分から途中出場するが、同37分に左太ももを痛めてピッチを離れていた。約1カ月は実戦から遠ざかるが、その間に全体練習に合流。リーグ中断期間もあり、利き足である左足の状態は回復している。「チームに貢献できていないので取り返したい。(離脱中に)与えられた時間、役割でチームのために戦った選手がいて、いい結果がついてきている。そういう選手に学びながら(自分も)表現したい」と言葉は力強い。

名古屋は攻撃の中心だったFWマテウス(28)がサウジアラビアのクラブに移籍したが「誰がいないとかで自分たちに自信がつくことはない」と油断はなく、ウイングバック(WB)も参加する鋭いカウンターを警戒する。だが、守り一辺倒になる気はない。攻撃的に出て、相手のWBを低い位置でピン留めするつもりだ。「ボールを握りながら背後を狙う。どこからでも得点が奪えるような攻撃がしたい」。立ち位置を微調整しながら積極的にビルドアップに加わり、新潟のサッカーの面白さを聖地・国立で示す。【小林忠】

○…2日の天皇杯4回戦から関東遠征中の新潟。この日はチームスタッフの人数も少なく、選手たちがゴールを運ぶなど協力して練習環境を整えた。松橋監督は「暑さ厳しかったが、音を上げる選手はいなかったし、与えられた条件の中でしっかり準備できた」と話した。