J1アルビレックス新潟は12日、ホームで湘南ベルマーレと対戦する。試合前日の11日は聖籠町で最終調整を行った。前節5日のアウェー名古屋グランパス戦(東京・国立競技場)を0-1で落とし、今季初のリーグ戦2連勝を逃した新潟は現在14位。今節は最下位の湘南をたたき、浮上のきっかけにしたい。守護神のGK小島亨介(26)は攻撃の起点となるフィードと、安定したキャッチング技術を生かし、今季4度目の完封勝利に導こうと意気込む。
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攻撃的GKが勝利をもたらす。湘南戦前日の11日、クロス対応練習時はボールが風で流される場面があったが、小島は落下点を予測してしっかりとキャッチング。パントキックもコーチ陣の足元にピシャリと通した。12日午後6時キックオフのゲームで台風7号の影響が出るかは分からないが「どんな環境でもパフォーマンスが落ちない選手がいい選手の証し。アップのところで感触を確かめ、試合でいい判断ができるようにつなげたい」と気を引き締める。
前節5日はユース年代までを過ごした“古巣”名古屋と初対戦。前半14分の失点で競り負けたが、後半9分のシュートは右手指先で軌道を変え、同15分のPKは左に飛んではじき返した。勝ち点を得られず悔しさは残ったが「緊張感がありながらもリラックスして試合に臨めている。それが要所でのプレーにつながっている」と好プレー連発に自信を深める。
多彩なキックは攻撃の起点となる。名古屋戦は前線の選手と同じ絵を描けず、相手にダメージを与えるパスを出す回数は少なかったが、湘南の守備攻略に向けてチームメートとイメージの共有は出来ている。「どこのスペースに配球していくのか。相手の守備を見ながら判断し、表現していきたい」。
最下位湘南と14位新潟は勝ち点8差。今後の降格争いに巻き込まれないためにもしっかり勝って突き放し、逆に上位浮上への足掛かりにしたい。レフティーの守護神は「相手の出方を観察しながら、攻守において自分たちらしさを出していきたい」と頼もしく話した。【小林忠】