WEリーグ新潟新加入のMF川澄奈穂美、今季初公式戦スタメンへ準備「いいところまできている」

セットプレーの練習で壁に入る川澄(右)と上尾野辺

WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは27日、ホームの新潟市陸上競技場でのちふれASエルフィン埼玉とのWEリーグカップ初戦に臨む。

前日の26日は新潟・聖籠町で約1時間半の調整。新加入のMF川澄奈穂美(37)が今季初公式戦でのスタメン出場へ状態を上げてきた。味方の良さを最大限に引き出す正確なパスや、足技でチームを勝利に導く準備は整った。

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正確なボールさばきで攻撃を活性化させる。報道陣に公開された練習では利き足とは逆の左足で、GKも触れない完璧なシュートを決めてみせた。「(コンディションは)悪くはない。自分は4週間の準備期間だったけど、その期間で考えれば、いいところまできている」。チームとは2週遅れての合流も今季初の公式戦に間に合わせた。

昨季、チームはリーグ戦で11チーム中10位に沈むなど不本意なシーズンで終わった。「新潟にタイトルを」の目標を掲げ、臨む今シーズン。橋川和晃監督(52)も「本気でトップ3を目指す」と言い続けているだけに、大事な初陣となる。川澄は「どんな試合でも負けていい試合なんてないですし、当然初戦から勝ちにいく」と気合は十分だ。

20年にINAC神戸レオネッサに期限付き移籍をして以来、約3年ぶりに日本での公式戦を迎える。「想像以上に普通だな、と。どんな時でも試合は楽しみだし、そのあたりはあまり変わらない」と地に足はついてる。

新潟の名物チャント「アイシテルニイガタ」について聞かれると、「めちゃくちゃ楽しみ」と笑顔を見せた。「勝って聞くのと、負けて聞くのではだいぶ違うと思う。勝って、喜びの“アイシテルニイガタ”になるように頑張ります」と勝利のチャントをホームに響かせるつもりだ。【大島享也】