北海道コンサドーレ札幌GK高木駿(34)が2日のガンバ大阪戦(札幌ドーム)で本拠地デビューで節目を迎える。先発が濃厚で、あと1試合でJリーグ通算200試合出場を達成する。1日は札幌ドームサブグラウンドでの前日練習で最終調整した。8月にJ2大分トリニータから加入し、初のホーム戦。自慢の足元で攻撃を組み立て、チームを10試合ぶり勝利に導く。
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節目に王手をかける高木が、赤黒に染まる本拠地に初見参する。8月に大分から加入し、前節8月26日アウェー川崎フロンターレ戦(2-2)で移籍後初出場した。「サポーターの中でやれるのはすごい楽しみ。アウェーでもあれだけいっぱい入って、熱がすごかった。早くホームでやりたい」と心待ちにする。
プロ12年目で迎えるJリーグ通算200試合。J1は78試合、J2は121試合。プロキャリアをスタートさせた川崎Fでは、明大から加入した2シーズン、公式戦出場なし。苦労人だ。当時を「まわりのレベルが高すぎて、同じレベルでサッカー出来ていないって感覚があった。つらかった」と振り返る。だから「数字で見るとうれしい気はするけど…」と喜びもあるが、「シーズンフルで出ていたら、もっと早く行った」と悔しさもある。
チーム合流から1週間で札幌デビューを果たした前節は、最後方から攻撃にリズムを与えた。1人退場によって同点に追いつかれはしたが、手応えを得た。試合を重ねるごとに連係が向上する自信がある。「チームにいい流れで攻撃させられるようにしたい。守備範囲を広く持って、チームを助けたい」と意気込む。
北海道生活を気に入っており、31日には練習帰りに野生のリスを発見。「かわいい~」と感激し、「子どもに自慢しよう」と動画を撮影しいていた3児のパパは、千葉や大分時代にプレーしたことがある札幌ドームで自身がプレーする姿を想像しながら「あの雰囲気がすごい好き」と士気を高めていた。【保坂果那】