【清水】秋葉監督、決意の丸刈りでJ1昇格誓う「ここまでやって負けたらアホなだけですから」

気合の丸刈りで練習を指導する清水の秋葉監督

頭を刈って、アタマを取る!! J2清水エスパルスの秋葉忠宏監督(47)が決意の丸刈りでJ1昇格を誓った。3日のホーム徳島戦に備え、1日は静岡市内での練習を指導。指揮官はオフ明けの練習から丸刈りヘアに変身し、周囲を驚かせた。チームは現在3位。就任時から言い続けてきたJ2優勝でのJ1昇格に向け、気合を入れ直した。「自分自身にもプレッシャーをかけたかった。ここまでやって負けたらアホなだけですから」。3ミリに刈りそろえた自身の頭をなでながら、残り10戦への強い決意を口にした。

先月下旬のオフに家族で断髪式を決行。サポートしてくれる1番の理解者にバリカンを託したのも決意の表れだった。丸刈りはこれまで何度も経験しているといい、「バシッと覚悟を決めてやるという自分なりの決意表明みたいなもの」。今後は一切の妥協を許さない勝負の鬼に徹する構えだ。

勝てばJ1自動昇格圏の2位に浮上していた前節秋田は1-1のドロー。勝ち点1を積み上げたことを前向きに捉え、気持ちも切り替えた。徳島戦に向けた練習で強調してきたのは攻撃への意識。選手間の距離を修正するメニューに重きを置いた同監督は「選手がいい練習をして、いい準備をしてくれた」と自信をみなぎらせた。

泣いても笑っても、約2カ月半後にはクラブの将来が決まっている。「冷酷になろうが、冷徹と言われようが、チームが勝つため、クラブが昇格するためだけに特化して過ごしていきたい」。結果の責任は自分が取る。覚悟を決めた熱血漢が先頭に立って清水を引っ張っていく。【神谷亮磨】

○…好調のブラジル人助っ人が勝利に導く1発を約束した。前節秋田戦ではMFカルリーニョス・ジュニオ(29)が右CKからヘディングで同点弾。3戦連発でドローに持ち込んだ。今季はチーム最多の13得点。2019年のFWドウグラス(柏、35)以来となる4試合連続ゴールが懸かる次戦に向け、「調子はいい。次もゴールを取りたい」と力を込めた。