【新潟】小見洋太のJ1リーグ初ゴールで浦和に執念のドロー「次こそ勝ち点3取りたい」

新潟対浦和 サポーターに手を振る新潟・小見(撮影・大島享也)

<明治安田生命J1:新潟1-1浦和>◇第26節◇2日◇デンカS

アルビレックス新潟は怒濤(どとう)の攻撃を見せ、ホームで浦和レッズから勝ち点1をもぎ取った。

0-1の後半36分。FW小見洋太(21)がMF松田詠太郎(22)のシュートのこぼれ球に反応し、右足でJ1リーグ戦初ゴールとなる同点弾を決めた。序盤からボール保持率を高めて攻め込んだが、前半38分にPKで先制を許す苦しい展開。後半は途中出場の小見、MF三戸瞬介(20)、MF秋山裕妃(22)、松田が敵陣をかき乱した。新潟は次節17日、アウェーでガンバ大阪と対戦する。

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執念で押し込んだ。0-1の後半36分。松田が右からカットインしてシュートを放ったボールが小見の前にこぼれる。反応した背番号16は、迷うことなく右足を振り抜き、同点ゴールを決めた。この試合までリーグ最少19失点だった浦和から奪った貴重なJ1リーグ戦初ゴール。「GKと駆け引きして流し込めた。でもまだ同点だったので、次の1点を狙いにいった」と振り返った。

クラブ初の4強入りを逃した天皇杯準々決勝・川崎F戦(8月30日)から中2日。先発11人を入れ替え、磨き続けるパスワークを武器に堅守を誇る浦和に真正面からぶつかっていく。前半7分には20年から2シーズンにわたり浦和に在籍したDFトーマス・デン(26)があいさつ代わりのロングシュート。その後も細かいパス回しで、相手の目線を変えながら敵陣への進入を繰り返す。だが、決定機までは持ち込めず、逆にPKを献上し、0-1で前半を終える。

後半はパリ五輪の1次予選を兼ねたU-23アジアカップ予選(バーレーン)に臨むU-22日本代表に選出された三戸と、その後の杭州アジア大会(中国)に出場するU-22日本代表の小見を投入して攻撃のギアを上げる。2人は同じく途中出場の秋山、松田と激しく前線を動き回り、相手守備をかき乱した。同点後も果敢にゴールに迫り、ホームサポーターのボルテージを上げた。勝ち越しはできなかったが、しぶとく攻め続け、勝ち点を29に伸ばした。

次節17日のG大阪戦はU-22日本代表招集と重なるが、出場可能ならば「リフレッシュして万全の状態で臨み、次こそ勝ち点3を取りたい。ゴールも狙う」と小見は前を見据えた。【小林忠】

▽松橋監督「勝ちたかったが、この勝ち点1をポジティブに捉え、次に向かっていきたい。後半は推進力のある選手を投入し、相手の最終ラインにダメージを与えたかった。(小見は)これまであったチャンスを生かせずに苦しんだ。ここから波に乗ってほしい」

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