欧州遠征で日本代表デビューしたセレッソ大阪のDF毎熊晟矢(25)が、今季初の4連勝が懸かった16日のアウェー鹿島戦に強行先発することになった。小菊昭雄監督(48)が13日、大阪市内での公開練習後に明言した。
この日、鹿島戦出場の有無を聞かれた指揮官は「大きなけがもなく帰ってくるということなので、時差調整もやりながら、鹿島戦に向けて準備をさせたい」と説明した。
毎熊は12日にベルギーで開催されたトルコとの親善試合で代表デビュー。先発で前半だけのプレーだったものの、1アシストを含む2得点に絡む活躍だった。
近く関東圏に帰国予定だが、そこから大阪に戻ればさらに移動が増えるため、単独で関東圏にとどまり、15日に鹿島遠征に出向いたチーム本隊と合流するプランがあるという。
小菊監督は「クラブもいろんなサポートをしてくれている。あとは本人と意思疎通を図りながら、決断したい」と話した。
前夜のプレーをテレビ観戦したという指揮官は「100点満点の代表デビューだったんじゃないですか」といい、「感動した。先発と聞いて正直、そわそわしていたが、試合が始まったらそんな心配もいらないというくらい、堂々とプレーしていた」。
C大阪でのプレーと同様に、右サイドバックの枠を超えた動きで、ゴール前にも自在に進入。前半36分の中村敬のゴールは毎熊の鋭いグラウンダーの横パスがアシストになった。
今季唯一のタイトルの可能性があるリーグ戦で、現在4位のC大阪は、鹿島戦次第で目標の3位に浮上する可能性がある。