【川崎F】FWゴミスJ1デビュー 随所で“らしさ”「非常に興奮しました」 鬼木監督も評価

川崎F対東京 後半、交代した川崎Fゴミス(左)と握手を交わす鬼木監督(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:川崎F1-0東京>◇第27節◇15日◇等々力

川崎フロンターレの新加入FWゴミスがFC東京との“多摩川クラシコ”でJリーグデビューした。

先月加入し、ここまで出番のなかった元フランス代表FWは、スタメン出場すると、前半2分には、いきなりコーナーキックから豪快なヘディングで会場をわかせた。

その後、ポストプレーなどで随所に「らしさ」をみせていたが、トップフォームとはいえず、疲れのみえた後半17分に途中交代となった。ゴミスは「新しいチームメートと、スタメンとしてプレーできたこと、そして、それがホームでできることに非常に興奮しましたし、素晴らしかったです」とデビュー戦を振り返った。

チームへの加入が発表されてから約1カ月。徐々に練習に合流し、練習試合なども経て、この日デビューした。「私の本来の状態、高いレベルまで戻すには、もちろん数試合必要だと思っていましたが、今日勝ったことが非常に、我々のこの苦しい状態を打破するのに、抜けていくのに、非常に大事な勝利になったと思います」とチームの勝利を喜んだ。

鬼木達監督は、「彼のコンディションのところでいうと100%ではないと思っています」としつつ、練習への取り組み方を高く評価。「プロフェッショナルで自分と向き合いながら、やっぱりトップでやってきた選手だと思いました」。

そのプレーぶりについて「彼の所にボールが入ると何かが起きるんでは、という雰囲気があった。もっとチーム全体で彼をみてもいいのかなと思います。1試合目の『クラシコ』という中では非常に安定感のあるプレーをしてくれたのではないか」とうなずいた。

クラブは中3日で、ACL1次リーグ初戦のマレーシアのジョホール・ダルル・タクジムと戦う。悲願のACL制覇のためには、「ザ・ライオン」の愛称で知られるベテランFWの爆発が期待される。【佐藤成】