<明治安田生命J2:藤枝0-0町田>◇17日◇第35節◇藤枝サ
藤枝MYFCは0-0で首位町田とスコアレスドローだった。前半は相手のパワープレーに押し込まれながらも、粘りの守備で死守。守備陣は最後まで集中力を切らさず、2試合連続無失点でしのいだ。
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藤枝は堅実な戦いで勝ち点を積み上げた。前半から相手の圧力に押し込まれ、守備の時間が続いた。開始15分まではロングスローなどのパワープレーにも苦戦。それでも、耐えしのいだ。首位相手に価値あるドロー。須藤大輔監督(46)は「選手が走り抜いて、体を張った。この勝ち点1は大きい」とうなずいた。
内容よりも結果への執念を見せた。この日はチームスタイルでもある前線からのハイプレスは封印。ロングボールを多用しながら攻撃を組み立てた。指揮官は「前半は0-0の狙いを持っていた」。プラン通りに試合を進め、ワンチャンスを狙っていた。
後半も劣勢が続いたが、守護神がチームを救った。同27分、GK北村海チディ(23)が至近距離からのシュートを好セーブ。その後も安定したセービングでゴールを守り切った。この日は23歳の誕生日。「勝ちたかったけれど、最低限ゼロに抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。
同36分には拓大在学中で特別指定選手のMF浅倉廉(22)がプロデビュー。38分には敵陣でのボール奪取から左足ミドルを放ち、チームを活気づけた。勝てなかったが、負けない戦い方は確立されつつある。指揮官も「次につながる試合だった」と次戦以降に目を向けた。【神谷亮磨】