日本サッカー協会(JFA)は19日、天皇杯4回戦(2日、名古屋グランパス戦、CSアセット港サッカー場)で浦和レッズサポーターが暴力や破壊行為等に及んでいた件で、浦和の24年度第104回天皇杯参加資格剥奪と始末書の提出という処分を公表した。規律委員会で決定された。
規律委員会は、規律委員会は、浦和サポがフィールドに飛び降り、威嚇、警備員への暴行、相手サポのウエアや横断幕、スタジアムの備品を損壊したことに「日本サッカー史上、過去に類を見ない極めて危険かつ醜悪なもの」と断じた。
浦和サポーターの懲罰事案は、00年以降、天皇杯を含め11件にも上る。規律委員会は「問題行動が繰り返され、改善どころか、許されざる暴挙にまで至っている」と厳しく追及。
浦和は昨年7月にも、新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン違反を繰り返した運営責任を問い、2000万円の罰金とけん責の処分を科されていた。その際「対象者が再びサポーターの行為に起因する懲罰事案を発生させた場合、無観客試合の開催又は勝点減といった懲罰を諮問する可能性がある」と強い警告を受けていた。
規律委員会では「本件はこの警告にもかかわらず発生したものである」とし「猛省と実効性のある再発防止策の策定及び実施を促すには、これまでと同様に罰金の処分を重ねたとしても、十分な効果は得られない」と、罰金ではなく、天皇杯参加資格の剥奪の重い懲罰を科す判断になったことを理由として明かした。