【磐田】静岡ダービー痛恨の敗戦で4位転落 最後までゴール遠く「敗れたのは私の責任」横内監督

前半41分、先制ゴールを決められた磐田イレブン

<明治安田生命J2:清水1-0磐田>◇第38節◇7日◇アイスタ

昇格レースの行方を占う「静岡ダービー」は清水エスパルスに軍配が上がった。ホームでジュビロ磐田に1-0で完封勝ち。前半、MF乾貴士(35)が挙げた1点をチーム一丸で守り切った。勝ち点1差で追っていた宿敵をねじ伏せ、再びJ1自動昇格圏の2位を奪還。1年でのJ1復帰に大きく前進する価値ある1勝となった。磐田は最後までゴールが遠く、痛恨の敗戦。東京ヴェルディが勝利したため、2位から4位に転落した。藤枝MYFCはV・ファーレン長崎に1ー5で破れた。

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昇格を左右する大一番で痛い1敗を喫した。磐田は1点を追う後半開始からMF古川陽介(20)、同18分にはFW後藤啓介(18)を投入し、怒濤(どとう)の攻撃を展開。終盤にはFKを起点に、6連続CKで押し込むも、相手の体を張った守りにゴールが遠く、このままタイムアップ。サックスブルーの観客席からため息が漏れた。

横内昭展監督(55)は「まずは背中を押してくれたサポーターに申し訳ない」と話すと「選手は十分にピッチで表現してくれた。敗れたのは私の責任」と唇をかんだ。チームは前半、シュート5本ながらFWジャーメイン良(28)が、2度の決定機を決め切れず。逆に同41分、相手に先制点を許し試合の主導権を握られた。「悔しい。最後のフィーリングにズレがあった」と悔やんだ。

この日、敗れたチームは4位に後退。昇格を争うライバルに敗れはしたが、J1自動昇格圏の2位清水に勝ち点2差。残り4試合に向けて後藤は「まだ何も終わっていない。残りの試合に全勝するため、最善の準備をしたい」と、顔を上げた。【山口昌久】