【町田】ACL初勝利の甲府と壮絶な打ち合いの末ドロー 宇野禅斗2ゴール

町田・黒田剛監督(2023年8月2日撮影)

<明治安田生命J2:町田3-3甲府>◇第38節◇8日◇Gスタ

J2首位の町田ゼルビアが6位ヴァンフォーレ甲府と壮絶な打ち合いを演じ、ドローに終わった。

リーグ5戦負けなし、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でJ2所属チーム初となる勝利を挙げた強敵をホームに迎えた。黒田剛監督は「ACLも戦いながら体力的にしんどい状況であると思うが、1人1人のクオリティー、モチベーションがある。そこにのみ込まれることがないように戦いたい」と警戒感を示していた。

前半26分に一瞬の隙を突かれた。FW飯島陸に技ありのミドルシュートを決められ、先制を許した。だが、MF下田北斗を中心にボールを握る時間を増やし、反撃の機会をうかがった。

前半のうちに追い付きたい町田は、同37分FW藤尾翔太が混戦から押し込み点とした。U-22日本代表の今季8ゴール目で勢いづくと、同41分に高卒2年目のMF宇野禅斗がクロスに飛び込み、プロ初ゴールを記録。わずか4分で逆転した。

後半も危なげなく試合を進めていたが、後半37分、プレスが甘くなったところをDF関口正大に右足の強烈なミドルを突き刺され、振り出しに。勢いを増した甲府に後半ロスタイム、FWジェトゥリオにニアサイドを打ち抜かれ、逆転弾を献上した。

甲府の劇的勝利で幕を閉じるかに思われたが、その4分後、宇野がこぼれ球に反応し今日2ゴール目を奪い、再び試合を振り出しに戻した。町田にとっては初のJ1昇格に向け、手痛いドローとなった。