<天皇杯:柏4-0熊本>◇準決勝◇8日◇三協F柏
柏レイソルが、エースFW細谷真大(22)の1得点1アシストなどでJ2ロアッソ熊本に快勝し、11大会ぶりの優勝に王手をかけた。
相手はJ2で16位ながら、ヴィッセル神戸などJ1の3クラブを撃破し4強まで勝ち上がってきた。高いボール保持率を誇る相手に、立ち上がりから前線から猛プレスをかけた。MF椎橋慧也(26)は「立ち上がりのプレスで相手が嫌がっているのを感じた。ピッチでも“点取れるぞ”と声を掛け合っていた」。
前半9分、高い位置でボールを奪い、FW細谷が左サイドからクロスを上げると、ファーでMF戸嶋祥郎(28)が合わせて先制。前半終了間際にはコーナーキックから追加点を挙げ、後半の立ち上がりには細谷がダメ押し点。試合終了間際にはMF高嶺朋樹(25)が勝利を引き寄せるミドル弾を決めた。
井原正巳監督(56)は「うちのチームは、前線からの守備が生命線。それができる選手がスタートから行けるところまで行く流れがつくれている。うちのストロング」と話す。この日も、立ち上がりのプレスでプラン通りに強みを出し先制点を決めた。指揮官は「リーグ、準決勝を含めて自信を持ってやれるサッカーをゲームの中で発揮してくれた結果がファイナルにつながったかなと思います」と振り返った。
今年5月、ネルシーニョ前監督に代わり柏の指揮官に就任。リーグ戦は残留争いの最中にいるが、天皇杯では11大会ぶりに決勝の舞台にたどり着いた。リーグは残り5試合。天皇杯の勢いをそのままに、残留を決めて、12月の決勝に向かう。