<明治安田生命J1:浦和2-0柏>◇第30節◇20日◇埼玉
浦和レッズがMF小泉佳穂(27)の1得点1アシストで柏レイソルを下し、優勝争いに踏みとどまった。
0-0の後半8分。小泉がMF安居のシュートのこぼれ球を蹴り込み先制点。後半12分には、ゴール左に走り込んだDF荻原拓也が小泉のパスを受け左足を振り抜きネットを揺らした。小泉も荻原も今季初得点でチームを救った。
ルヴァン杯準決勝の横浜マリノス戦の後、小泉は「攻守にハードワークすればご褒美の得点がくる」と自らに言い聞かせていた。シュートのこぼれ球を詰めて“ご褒美”の今季初得点を決めた。
小泉は「ご褒美が来ました。チームとしてこういう形をつくってくれて。僕は守備をした上で、あの位置(ゴール前に)に走り込むことが仕事だった。そこに入り続けて報われて良かった」と笑みをこぼした。シュートはフリーの状態だった。「強く空いてる所に蹴り込むことだけを意識した。外したらめっちゃ悔しい場面。映像で見ているほど簡単なゴールではなかったので、決まってうれしかった」と振り返った。
アシストの場面も、ゴール中央でボールを受け、相手が中を固めることを逆手に取り、あえて左サイドへパスを出した。「僕としては(酒井)宏樹君がファーでフリーでいたので。崩しきって決めて欲しいと思っていた」。だが、そこに走り込んできた荻原が左足で仕留めた。小泉は「外したらめっちゃ怒ろうと思っていた。オギが決めたので、文句なしですね。オギいわく、走り込んだ所にボールが来たと。100回に1回のドンピシャリのパスだった」と胸を張った。
残り5試合となり、首位ヴィッセル神戸との勝ち点差が8。優勝するには勝利が最低条件だった。神戸-鹿島は21日。相手にプレッシャーをかける勝ち点3となり、小泉は「勝つことの意味がある試合だった」とキッパリ。FW興梠、MF大久保が先発に入り「フレッシュな選手が入って、ポジティブなエネルギーを試合に持ち込んでくれた。チームとしていいエネルギーとなった」と勝利をかみしめていた。