J2町田ゼルビアは22日、アウェーでロアッソ熊本戦を迎える。勝てばクラブ初のJ1昇格が決まる大事な一戦。前戦14日のブラウブリッツ秋田戦で劇的な“昇格王手弾”をたたき込み、チームに最高の流れを呼び込んだMF下田北斗(31)は「隙をつくらず、良い準備をして、目の前の相手を倒しにいく」と一戦必勝を誓った。
取り戻した勢いのまま、J1昇格を決める。前節14日の秋田戦。下田は利き足ではない右足で決勝ゴールとなる豪快なミドルシュートを叩き込んだ。直近6試合で1勝3分け2敗と足踏みしていたチームに、喉から手が出るほど欲しかった勝利とともにポジティブな雰囲気を呼び戻した。
今日22日の熊本戦で勝てば初のJ1昇格が決まる。「僕らと熊本さんの実力差はないと思ってるんで。隙をつくらず、良い準備をして。昇格がかかった試合というよりは、単純に目の前の相手を倒しにいきたい」と一戦必勝を強調した。
今季から指揮を執るアマチュア出身の黒田監督のもと、MF陣では翁長の35試合に次ぐ27試合に出場。指揮官からの信頼も厚い。その同監督の指導について「ぶれることがない。勝利に対して全員でどういうふうに何ができるかというのを求めていく。それを変わらずやり続けているというところが僕たち選手にもわかりやすい」という。
21日の試合で清水が7-1でいわきに勝利したため、町田の熊本戦での「J2優勝」の可能性はなくなった。しかし29日のホーム金沢戦で優勝が決まる可能性が出てきた。「まだ何も勝ち得てないし、何も手に入れてない。最後まで気を引き締めて、しっかりやりたい」。最後まで戦い抜いた先にJ1昇格、J2優勝がある。【千葉修宏】
◆下田北斗(しもだ・ほくと)1991年(平3)11月7日、神奈川・平塚市生まれ。MF。大清水高(現藤沢清流高)-専大から14年に甲府入り。湘南を経て入団した川崎Fでは2度のJ1優勝などに貢献。その後、大分で2年間で67試合に出場し、今季から町田でプレー。利き足は左で、靴のサイズは男性としては小さめの25・5センチ。専大時代はユニバーシアード日本代表。
◆町田がJ1昇格を決める条件 <1>町田が熊本に勝つ<2>町田、東京V、磐田がいずれも引き分ける<3>町田、東京V、磐田がいずれも敗れる。