J1アルビレックス新潟が誇る「世界の秋山」がリーグ戦残り4試合も得意のパスで攻撃を操る。21日のホーム、サガン鳥栖戦(1-1)で5試合負けなし(2勝3分け)とし、J1残留を決めた11位新潟は、順位アップに向けて28日のアウェー京都サンガFC戦での勝ち点3を狙う。MF秋山裕紀(22)は「しっかりと自分たちのサッカーをして勝つ」と意気込む。
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スイスに拠点を持つサッカー研究機関「CIES Football Observatory」が18日、各国リーグの現行シーズンにおける世界のベストパサー100名をランキング形式で発表。欧州主要リーグ所属のパサーが上位に名を連ねる中、秋山はJリーグトップの世界58位にランクインした。「ビックリしたが、うれしいこと。改めて(パスが)自分の特長なんだなと知れた。磨きをかけたいし、それ以上の選手になるために練習から取り組んでいきたい」。
新潟は来季もJ1舞台で戦うことを決めたが、成長を求める選手たちは練習から“ガチンコ”モードで、激しく体をぶつけ合う。秋山は「京都には前回、1-3で負けてる。しっかりと借りを返したい」。残り4戦も正確なパスで新潟に勝利をもたらしていく。【小林忠】
◆CIES Football Observatory
「Wyscout」のデータを参考に10月17日までの各国リーグ戦のうち、450分以上に出場した選手を対象に世界のベストパサー100人をランキング形式で発表。パスの成功数や成功率のほか、チームメートと比較した際のパスの比率や試合の平均レベル等が配慮されている。
1位はマンチェスター・シティーのMFロドリ。90分あたりパス数は111で成功率は95・0%。2位以下はバルセロナMFデ・ヨング、レアルマドリードMFトニ・クロースら欧州リーグ所属選手が上位に並ぶ。
Jリーグからは4選手がランクイン。58位の秋山は90分あたりのパス数が74で、成功率は91・4%。77位はJ2ジュビロ磐田・MF遠藤。78位にJ1セレッソ大阪・MF喜田。98位にJ1川崎フロンターレ・MFシミッチが入った。海外に所属する日本人選手はランクインしていない。