【ルヴァン杯】福岡FW山岸祐也「すごいこと見つけちゃった」“秘策”で初タイトルもたらす

山岸祐也

アビスパ福岡と浦和レッズが争うルヴァン杯決勝が4日、国立競技場で開催される。初タイトルを目指す福岡は、前日練習でボール回しなどの軽めのメニューで調整。決戦に向けた準備を進めた。ヘアバンドがトレードマークのエースFW山岸祐也(30)が得点ゲットの“秘策”を明かし、必勝を誓った。

自然体のエース山岸がうれしそうに突然切り出した。「俺1個、すごいこと見つけちゃったんですけど、これ、どうしようかな、言おうかな…」。そう言って報道陣の関心をグッと引き寄せると言った。

「ゴール決めてる人、(入場時に)後ろから2番目に並んでるんですよ。(22年のC大阪)加藤陸次樹選手が(後ろから)2番目に並んでいて、その前は名古屋の稲垣(祥)選手が2番目にいたんです、後ろから。だからおれ明日後ろから2番目に並ぼうっと」

口調は軽いが、目は真剣そのもの。吉兆? にあやかってでも貪欲にゴールを目指す。

サッカーで緊張はしたことがない。大舞台でもそれは変わらないと言い、「カラオケで1人で歌うときの方が緊張します」とジョークを言い放つほどリラックスしている。この日は聖地・国立で最終調整し「今日はお客さんが入ってないけど、すごくいい雰囲気だった。日が差して天使が降りてきそうだった」と笑わせながら、イメージを膨らませた。

「ここが満員になったら、すごくいい雰囲気でサッカーができるな、って思いますし、サッカー選手は絶対、聖地・国立っていう所でプレーするのを夢見ている。すごいいいピッチだと思うんで、そこに明日立てるっていうところと、満員のスタジアムでサッカーができる。その中でタイトルをかけて戦えるってところで、すごいワクワクしてます」と気持ちを高ぶらせた。

120%の力を出さないとタイトルは取れないと考える。「やっぱタイトルを取る時とか、何かを変える時って、すごいパワーが必要だと思うんですよね。その時に、1人ではたぶん難しいことばかりだと思うんですけど、みんなで戦ったり、全員が自分のパワープラスもう少し出していけば、明日、予想ではアビスパのサポーターがすごい来るっていうのを聞いてるんですけど、それに負けないぐらいのパワーを全員が出せば、全然勝てると思う」。福岡らしいチーム一丸での戦いに勝機を見いだす。

守備に自信を持つ両チーム。1点を争う接戦が予想され、攻撃陣にかかる期待は大きい。「どんなにいい選手でも隙っていうのは絶対あるので、しっかり突いていきたい。目に見える結果、ゴールは狙っていきたい」。リーグ最少失点を誇る相手守備陣を打ち破って、エースが福岡に初の歓喜をもたらす。