<明治安田生命J2:徳島0-0藤枝>◇第41節◇4日◇鳴門大塚
清水エスパルスが1年でのJ1復帰に王手をかけた。ホーム最終戦は大宮アルディージャに4-0。ジュビロ磐田は今季最多タイの5得点を奪い、水戸ホーリーホックに快勝した。藤枝MYFCは徳島ヴォルティスとスコアレスドローとなった。
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苦境に追い込まれた藤枝が、粘り強い守備で相手にゴールをこじ開けさせなかった。前半4分に1枚目のイエローカードを受けたDF中川創(24)が、同39分に2枚目で退場。数的不利となったうえ、後半20分には出場停止明けだった今季6ゴールの主軸、FW横山暁之(26)が右足を負傷して交代。守りの時間を増やしたが、相手攻撃を全員で最後まで阻止しきった。
第35節(対町田)以来、今季4度目のスコアレスドローと踏ん張った。MF西矢健人(23)は「勝ち点3を取れなくて悔しかったけど全員が体を張って『1』を得られた」と振り返った。須藤大輔監督(46)は「90分間戦い続けた選手らをたたえたい」。一方で「守る意識はまったくなかった」とも話し、1人欠けても2トップで攻める姿勢にブレはなかったと強調した。
最終節の次戦では、今季ともにJ2昇格を果たし、開幕節アウェー戦で3-2に下したいわきFCとホームで対する。来季も指揮を執る須藤監督は「どちらが1年で成長した姿を見せられるか。42試合が終わった段階で笑いたい」と最終戦でも勝利にこだわるつもり。昇格初年度で残留を決めた藤枝が、力差を見せつける。