川崎Fの礎を築いた風間八宏氏「キャプテン翼」南葛SCの監督&TDに「ボールは友だち」表現へ

風間八宏氏(19年8月撮影)

J参入を目指すサッカーの南葛SCは7日、風間八宏氏(62)が新監督とテクニカルダイレクター(TD)に就任することを発表した。

南葛は東京・葛飾区が本拠地で、現在は関東サッカーリーグ1部(J1から数えて5部相当)。漫画「キャプテン翼」の作者の高橋陽一氏が代表を務める。

風間氏は桐蔭横浜大、筑波大の監督を経て12年4月に川崎フロンターレの監督に就任。「止める・蹴る・外す・運ぶ」の技術を植え付け、後の4度のリーグ優勝、ルヴァン杯優勝、天皇杯優勝の礎を築いた。名古屋グランパスの監督を経て、最近ではセレッソ大阪のスポーツクラブ技術委員長に就任。育成年代の技術向上に尽力し、下部組織の全国優勝に貢献していた。

風間氏はクラブを通じ、以下のコメントを発表した。

「南葛SCのオファーを受けた理由は、南葛SCというクラブに大きな未来を感じたこと、それから、クラブ全体が一つずつ、前をはっきりと見てずっとここまで戦ってきた経緯、そして何より、南葛SCには夢があるということ。誰もなしえなかったチャレンジをみんなでなし遂げようという一体感を感じたので、ぜひ一緒に仕事をさせてもらいたいと思いました。

オーナーである高橋陽一先生と岩本義弘GMというクラブのトップの人間が、このクラブが何をしたいのか、どういうビジョンを持っているか、どういうものを求めているか、ということをはっきりと伝えてくれたことも大きかったです。本当に面白いチャレンジになると感じています。

この南葛SCは、『キャプテン翼』のクラブです。私自身、『キャプテン翼』の連載が始まった頃からずっと読んでいた作品ですし、我々の時代だけでなくて、我々の子ども世代、そして今の子どもたちも含めて、世代を超えてみんなに愛される作品、心を打たれる作品であることは本当にすごいことだなと。

『キャプテン翼』と言えば「ボールはともだち」という言葉が最も有名ですが、「いかにボールに言うことを聞いてもらうか」「いかにボールと仲良くなれるか」、そう思って我々も小さな頃からずっとボールを蹴ってきたわけで。自分が監督をやるからには、南葛SCの選手たちにも実際にグラウンドで「ボールはともだち」というところを表現できるようにしていければと思います。

南葛SCのファン・サポーターの皆さん、一緒にこの素晴らしいチャレンジを楽しみましょう。よろしくお願いいたします」。