湘南ベルマーレDF畑大雅(21)が、ニューヘアスタイルでレギュラー奪取を狙う。
新しい髪形で表情明るく、畑が練習場に現れた。サイドを刈り上げ、上部をドレッドスタイルにしてスッキリした印象に仕上がった。
「(髪の)まとまりがやばかったので! 周りの反響ですか? いいっすよ!」
4月にもドレッドに挑戦したが、5月13日のコンサドーレ札幌戦でパフォーマンスに納得がいかず、丸刈りに。約2週間で、ドレッドスタイルにおさらばしてしまった。
心機一転を図る。今季は開幕から主力として過ごしてきたが、U-22日本代表の活動などもあり、9月2日の鹿島アントラーズ戦以降、出番がない。チームが残留争いをする中で、力になれていないもどかしさがある。コンディションは良い。「裏へのアクションっていうところはもっとやらないといけない。チーム全体でもそうですけど」と課題を認識している。
走力には自信がある。チームでも1、2を争う俊足だ。しかし、今季はそのスピードを生かす場面が減っている印象があるという。「やるべきことが増えたのはあるかもしれないです。1年目はサイドにずっと張っていていい、みたいな感じだった。そんな受けに来てもワンタッチで前に(ボールを)つけてみたいな。それだけやってれば大丈夫だった。今年とかは、ボールを大切にする時間が増えてきて、やっぱりウイングも考えないといけない。スピードを生かす場面は若干減ってるかなと思いますけど、増やせる余地はある。前のアクションを増やしていきたいと思います」。経験を重ね、チーム内での役割も増えてきた自覚がある。
11日に対戦する名古屋グランパスは湘南と同じ3バックを採用し、ウイング同士のサイドでの主導権争いが試合のキーポイントとなりうる。「ウイングはマッチアップする形になる。自分たちが負けちゃいけない」と気を引き締める。そしてちゃめっ気たっぷりに「髪も切って少し速くなりそうなので、頑張ります!」。ノリがよく、誰からも愛される快足サイドバックが、チームに勢いをもたらす。【佐藤成】