8年ぶりの優勝目指す藤枝東FW植野悠斗「決勝では点を取りたい」静岡学園との決勝へ活躍誓った

8年ぶりの優勝を狙う藤枝東イレブン

全国高校サッカー選手権県大会決勝が11日、袋井・エコパスタジアムで行われる。1枚の全国切符を懸けた最終決戦で、2年ぶりの優勝を狙う静岡学園と8年ぶりの優勝を目指す藤枝東が激突する。静岡学園MF高田優(3年)と藤枝東FW植野悠斗(3年)。両軍の攻撃の中心を担う2人が、チームを全国の舞台へと導く活躍を誓った。

 

「すごく楽しみ」。藤枝東FW植野が、頂上決戦を前に目を輝かせた。対する静岡学園のGKは、中学時代に所属した東京U-15むさしでチームメートだったU-18日本代表の中村圭佑(3年)だ。主要大会での初対戦が高校最後の選手権で実現。「絶対に負けられない。点を取って(成長を)見せつけられたらと思う」と闘志を燃やした。

今大会は決勝トーナメント1回戦の初戦から全3試合に先発し、チーム2位の2得点をマーク。加えて189センチの恵まれた体格を生かして攻撃の起点にもなるなど、進撃を支えてきた。それでも、エースに満足感はない。「動き自体は悪くないと思うけど、物足りない。決勝では点を取りたい」と自覚をにじませる。

3年連続の決勝。過去2年は、いずれも準優勝に終わった。植野は昨年の決勝に先発。シュート2本を放つも無得点に終わり、チームも浜松開誠館に0-2で敗れた。「何もできずに終わった」と、味わった悔しさは忘れていない。

あと1歩届かなかった大舞台まで、今年もあと1勝に迫った。植野は「ずっと全国を目標にやってきた。今年こそ勝って、絶対に行きたい」と言った。かつての戦友が守るゴールを射抜き、8年ぶりとなる全国切符をつかむ。【前田和哉】