【磐田】他会場の結果伝えず「いつも通り」で勝ち点3に集中、逆転の自動昇格呼び込む

栃木対磐田 後半、ヘディングでゴールを決めサポーターのもとへ駆け出す磐田松本(中央)ら(撮影・垰建太)

<明治安田生命J2:栃木1-2磐田>◇最終節◇12日◇カンセキ

ジュビロ磐田がJ1に帰ってくる。アウェー栃木SC戦で2-1で勝利。前節まで2位だった清水が水戸と引き分けたため、3位からの逆転で自動昇格圏の2位の座をつかんだ。

磐田の「いつも通り」が、逆転での自動昇格を呼び込んだ。最終節での2位浮上は勝った上で、清水の引き分け以下が条件だった。他会場の結果が大きく影響する一戦だったが、横内監督は「選手には清水の試合経過は伝えなかった。目の前の試合に集中させたかった」とこれまで通り、勝ち点3だけに集中させた。

この“作戦”が奏功した。前半24分に先制点を献上。前節までの41試合で逆転勝ちはわずか2度で、重圧もかかる中で痛い1点を失った。それでも浮足立たず、同41分にMFドゥドゥの右足ミドルで同点。そして後半16分に、MF松本が頭でネットを揺らした。殊勲の決勝弾を決めた男は「とにかく自分たちのやるべきことをやろうと。勝利だけを目指した」とかみしめた。

今季最長の連勝は3。ド派手な昇格ロードではなかったが、目の前の一戦に集中して勝ち点を積み上げてきた。今季を象徴するような試合が吉報をもたらした。

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