【清水】J1昇格に向けて仕切り直し 秋葉忠宏監督「ともに戦ってくれるサポーターがいる」

練習前に選手を集めて話をする清水の秋葉監督

J2清水エスパルスがJ1昇格に向けて仕切り直した。

1日のオフを挟み、15日は静岡市内で練習を再開した。今季最終戦は水戸と1-1。勝てば、自動昇格が決まる一戦で勝ちきれず、4位でプレーオフ(PO)に回った。手中にあった目標を逃したショックは大きい。ただ、希望がなくなったわけではない。サポーターも思いは同じだ。この日、グラウンドに掲げられた横断幕には熱いメッセージが記されていた。「もう1度、共に」。秋葉忠宏監督(48)は「我々にはともに戦ってくれるサポーターがいる」と共闘を誓った。

再開初日から約2時間みっちり体を動かした。狙いは「強度の高い練習でメンタルを上げていく」ことだ。5位山形とのPO準決勝は25日。今週末までは気持ちを切り替える期間に充てるという。さらに、指揮官が発案したのは、座禅会。「今クラブにお願いしてもらっている段階」と明かし、今週中にも実施する予定だ。座禅を組み、精神統一を図って、邪念を振り払う。勝つために「やれることは何でもやる」と言い切った。

自身の言動にも目を向け、自戒した。秋葉監督は「選手に自信を持たせてあげられなかった自分に吐き気がした」。クラブにとってPOは初めての舞台。未知の戦いだが、2勝すればJ1復帰を自力でつかみ取れる。「もう1度、心と体のファイティングポーズを取れるようにやっていく」。転んでもまた起き上がる。熱血漢の心は折れていない。【神谷亮磨】