静岡学園がリーグ初制覇へラストスパート 首位広島ユースと勝ち点3差 プレミアリーグWEST

ゲーム形式のメニューで選手の動きをチェックする静岡学園の川口監督(左端)

静岡学園がリーグ初制覇へラストスパートをかける。高円宮杯U-18サッカープレミアリーグWESTが19日に行われ、3位の静岡学園は最下位の履正社(大阪)と対戦する。首位広島ユースとは勝ち点3差。逆転優勝を目指し、残り3戦に全てをぶつける構えだ。

浮かれずに目の前の一戦に集中する。リーグ中断中に行われた県選手権では2年ぶりに優勝し、全国切符を手にした。それでも、川口修監督(50)の表情は緩んでいない。16日の練習後には厳しい口調で選手を鼓舞した。「県大会を勝っただけ。勘違いするな」。ゲーム形式のメニューで軽率だったプレーを叱責(しっせき)し、ねじを巻き直した。

今季も残り3試合で首位広島ユースとの勝ち点差は「3」。優勝は他力だが、光明もある。ケガ人や体調不良だった選手らが徐々に復帰。DF大村海心(かいしん、3年)もその1人で、「次は無失点に抑えて、自分の存在をアピールしたい」。今夏までセンターバックのレギュラーだった最上級生は先発再奪取に燃えている。

敗戦が許されない状況下での真剣勝負はチームのレベルアップにもつながる絶好の舞台。レギュラー争いを懸けたアピール合戦も必至だ。MF志賀小政(こまさ、3年)は「ゴール前でアイデアを出すプレーは負けたくない。点を取ってチームに貢献したい」と意気込んだ。残り3戦。全勝で逆転Vに望みをつなぐ。【神谷亮磨】