J2藤枝の関係者らが17日、藤枝市役所を訪れ、北村正平市長(77)を表敬訪問した。J2初挑戦となった今季は14勝10分け18敗で、12位。目標のプレーオフ進出はかなわなかったものの、超攻撃的スタイルで新風を吹き込んだ。最低限の目標でもあった残留は果たし、須藤大輔監督(46)も「選手がこの結果に満足していないことが私の誇り」と、シーズン終了を報告した。
苦しんだ経験もチームの財産になった。今夏は主力2人がJ1クラブに引き抜かれ、一時は8戦勝ちなしで1桁順位から17位まで転落した。それでも、戦い方をマイナーチェンジしながらチームを立て直し、GK北村海チディ(23)ら若手も台頭。指揮官は「柔軟に戦いながら荒波を乗り越えてきた」と成長ぶりに目を細める。初めてJ2で得た手応えと課題を来季につなげるつもりだ。
出席した主将のMF杉田真彦(28)も「来年はJ1昇格を達成したい」と明確な目標を掲げた。今季は行政のサポートも受け、J1ライセンスを取得。北村市長は「藤枝市として来年も全力で応援し、サポートも増やしていく。ぜひ、頑張ってほしい」と激励した。【神谷亮磨】