25年シーズンから北海道コンサドーレ札幌への入団が内定している大体大3年のMF木戸柊摩(しゅうま、20)が11日、大阪・熊取町の同大学で記者会見に臨んだ。既に今年3月の時点で2年後の入団を内定させていた。
同じく、25年からC大阪加入内定の3年生FW古山(ふるやま)兼悟(21)も会見に同席した。
「夢だったプロのスタートラインに立ててうれしい。中学、高校時代に(下部組織の選手として)所属していた札幌に、また入団できてうれしい」
今季は大学に所属したまま札幌に特別指定選手として登録された木戸は、4月5日のルヴァン杯1次リーグ横浜戦で先発し、背番号31で公式戦デビューした。
元々は札幌の下部組織出身で、U-18(ユース)時代の20年は2種でトップチームに登録されたが、そのまま昇格がかなわず、大体大で成長して古巣復帰が決まった。
過去2年は札幌のキャンプに参加しており、今季限りで現役を引退した小野伸二さん(44)から「お前は観客を魅了するプレーを続けろ。俺みたいになれ」と励まされ、「あの人がボールを持つと空気感が変わる。自分はまだ3年生だが、来年からスタメンを取りたい」と意気込んだ。
正式入団は25年だが、来季も特別指定される予定。
「プロで試合に出ないと日本代表は見えてこない。札幌でプレー時間を増やし、一番近い目標のパリ五輪を狙って頑張りたい」
170センチ、63キロと体の線は細いが、札幌の鈴木智樹スカウト担当(38)は「1人で時間、タメをつくることができる選手。小野のような優しいパスを出せるし、受け手が気持ちよくなれるパスを、特に期待している」とエールを送った。