【大学サッカー】仙台大2年連続8強で散る…シュートわずか1本、関東強豪との差見せつけられる

3回戦敗退となり、ガックリと引き揚げる仙台大

<全日本大学サッカー選手権:明大2-0仙台大>◇13日◇3回戦◇千葉・ブリオベッカ浦安競技場

25年ぶりの4強入りならず。仙台大が明大に0-2で敗れ、2年連続8強で散った。前半22分に先制を許すと後半39分にも失点。後半、J2水戸内定のMF得能草生(4年)を中心に反撃を試みるも、シュートはわずか1本。強豪との差を見せつけられた。

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見せ場は後半終了間際に訪れた。0-2で迎えた同39分、MF本田真斗(2年)のFKを合図にゴール前で波状攻撃を繰り返し、左、右からCKを計6本獲得。FW佐々木翔(4年)らがヘディングやこぼれ球に反応するも、待望の得点は生まれず、時間を消耗するばかり。やがてタイムアップ。この大会にすべてをかけていた4年生をはじめ選手は天を仰いだ。

2回戦広島大戦(3-1)で再三、攻撃のスイッチを入れた得能は「昨年は自分たちが勝った(2-1)ので相当気合を入れてくると予想していましたが、やってみて確実に大学サッカーのトップレベル。自分は体のキレが悪くて全然動けなかった」と脱帽した。得能はJ2水戸では特別指定選手として23年は7試合に出場。5月には約2週間、母校・青森山田で教育実習を行い、土日にはサッカー部の練習にも参加した。「(28日開幕の)高校サッカー選手権はもちろん優勝を狙ってほしいですし、ボクみたいに高校時代、試合に出られなかった選手でも自分に合う環境でやれば、努力次第でサッカー選手になれる」とエールを送った。

トップレベルとの差を痛感した。試合を通じて放ったシュートは前半28分、MF与那覇航和(4年)の1本のみ。MF根岸恵汰主将(3年)は「関東勢の強さはなかなか東北では経験できない。先制されてもはね返す強さを普段の練習から身に付けられるよう強化していくしかない」と前を向いた。この経験をバネに一回り大きくなって、再びこの舞台に帰ってくる。