HIY UNITEDが初優勝 先制弾の山本七都が最優秀選手賞 少年少女サッカー

合同で記念撮影に納まる、優勝したHIY・UNITED(中央右)と準優勝の長岡SSSの選手たち  

<少年少女サッカー・第25回三保FC招待大会:HIY UNITED2-0長岡サッカースポーツ少年団>◇10日◇最終日◇IAIスタジアム日本平ほか

県内外から24チームが参加した大会(9、10日)で、静岡市清水区の合同チーム「HIY UNITED」が初優勝を飾った。決勝では長岡サッカースポーツ少年団(SSS、伊豆の国市)に2-0で快勝。先制弾を放ったフィールドプレーヤー(FP)山本七都(6年=庵原SSS)が、最優秀選手賞(MVP)を受賞した。

 

地元清水の合同チーム「HIY UNITED」が県勢対決を制した。鈴木啓介監督(50)は「(大会当日に)初めて一緒にプレーした選手が、試合を重ねるごとに、息の合ったプレーを見せてくれた。正直、驚きました」と目を細めた。

0-0の前半5分。FP山本が、右斜め45度の位置からロングシュートを決めて先制。チームに勢いをつけたヒーローは「最高にうれしかった」と喜びをかみしめた。さらに同12分、FP高木良真(6年=浜田SSS)の右クロスに、下山蓮斗(6年=由比SSS)が右足で反応。ゴールネットを揺らし試合を決めた。

下級生の大会と重なり、出場が危ぶまれた静岡市清水区の3チームが、6年生の合同チーム(13人)を結成。「H=浜田SSS」「I=庵原SSS」「Y=由比SSS」と、チーム名の英語表記(頭文字)を名付けて大会に出場した。予選を含め、2日間の6試合で18得点1失点。安定した戦いで頂点に立った。堅守が光った「紅一点」の渡辺瑠奈(6年=庵原SSS)は「今までライバルだった仲間と、最後に協力して優勝できた。良い思い出になった」と笑みがはじけた。合同チームはこれで解散となるが、次のステージへ弾みをつける栄冠となった。【山口昌久】

 

○…長岡SSSは初制覇にあと1歩届かなかった。しかし、試合後の選手には笑顔があふれた。白畑繁監督は「みんなで楽しくサッカーができていた。よくやった」。チーム目標の「決勝進出」を果たした選手は、J2清水の本拠地・アイスタのピッチに立ってプレー。主将のFP根本恭輔(6年)は「小学校の最後に、最高の思い出がつくれた」と、充実した表情で汗をぬぐった。