【高校サッカー】選手権出場の静岡学園、練習試合で5発快勝 川口監督「学園のサッカー出せた」

前半25分、先制点を決める静岡学園FW庄(左から2人目)

全国高校サッカー選手権に出場する静岡学園が17日、裾野市内で全国大会に出場する栃木県代表の矢板中央と練習試合(40分ハーフ)を行い、5-0で快勝した。自慢の攻撃力を発揮し、守備も無失点。開幕前最後の実戦で順調な仕上がりぶりを見せた。

攻守で圧倒した。前半25分、左サイドを崩してFW庄大空(はるく、3年)が左足で先制点。同38分、MF田嶋旦陽(あさひ、3年)が挙げた追加点は理想的だった。中央でFW神田奏真(3年)が起点となり、右サイドに展開。流れるようなパスワークからの得点に、川口修監督(50)も「いい形。今日は久しぶりに学園のサッカーが出せた」とうなずいた。

守備でも切り替えの早さで相手を上回り、終始主導権を握った。後半9分にはMF志賀小政(3年)が直接FKで追加点。「いい感触だった」と納得の1発をねじ込んだ。80分間でゴールを脅かされるようなピンチもなく、無失点。この日2得点を挙げた庄も「相手の堅い守備を僕らの攻撃が上回った」と胸を張った。

一発勝負のトーナメントは初戦で勢いづく試合内容が求められる。大会前最後の実戦で完勝したチームは29日の明徳義塾(高知)との1回戦に向けて弾みをつけた。今後はコンディション調整を優先しながら総仕上げに入る。指揮官は「セットプレーも少しやって、あとは練習でクオリティーを上げていくだけ」と強調。万全を期して本番を迎える。【神谷亮磨】