【大学サッカー】京産大は準V 食野壮磨「自分が物足りなかった。学生の気持ちは今日で終わり」

表彰を受けた(左から)ベストFWの京産大・食野壮磨、ベストMFの京産大・福井和樹、最優秀選手の明大・中村草太、ベストDFの明大・井上樹、ベストGKの明大・上林豪

<全日本大学サッカー選手権:明大2-0京産大>◇決勝◇24日◇カシマ

初優勝を狙った京産大は、明大に0-2で敗れ準優勝に終わった。

今季は関西学生リーグで初優勝・関西第1代表として全日本大学サッカー選手権に出場し、関東の強豪・流通経大を破って決勝まで駒を進めてきた。だが、最後の最後で力尽きた。

吉川拓也監督は「今季はリーグ戦含め、1得点以上は取っていた中で、最後の試合で得点を挙げられなかった。後半はサッカースタイルが表現できずに終わった。最後に出来なかったことが凄く悔しい」と振り返った。

攻撃をけん引したのは、来季から東京ヴェルディに加入するMF食野壮磨(4年)。前半途中から、明大のプレスを回避しゴール前に押し込んだが仕留めきれず、逆に後半の立ち上がりに失点した。食野は「攻撃の起点である僕がボールを引き出して前へ付けないといけない中、不用意なミスが目立った。自分が物足りなかったと感じています」と自身の責任を口にした。 食野は大学の4年間に「入学したときの京産大は残留争い、下位争いをしていたチームだった。自分はそのチームを関西一にしたいと入学した。最後の年に関西リーグで優勝できて。全国大会でもここまで来るとは思っていなかった。1つ新たな歴史をつくれたけど、最後、優勝しないと何も残らないとも感じた」。

来季からガンバ大阪に所属する兄の食野亮太郎と同じプロの世界に身を置く。プロの世界の厳しさは兄の背中を見て分かっているだけに「学生の気持ちは今日で置いて、明日から切り替えて、1年目から試合に出て活躍する、その気持ちを持って臨みたいと思っている」と決意を口にした。