<全国高校サッカー選手権:早実0-2広島国際学院>◇28日◇1回戦◇国立
早実(東京B)と広島国際学院の初出場対決は、広島国際学院に軍配が上がった。都大会無失点で勝ち上がった早実だったが、開始直後、相手GKと1対1のビッグチャンスでエースFW久米遥太(3年)が2度、決めきれず。逆に、相手のロングスローを駆使したスローインから2失点を喫した。
試合後、森泉武信監督(52)は「最初のチャンスもそうでしたが、チャンスは何度かあったがうまくつかむことができなかった。相手の力強いプレーにスコアを動かされてしまった」と振り返った。
バックスタンドには早実の応援団が駆けつけていた。学校で割り当てられた席は6分で完売していたという。スタンドには野球部OBの清宮幸太郎(24=北海道日本ハムファイターズ)の姿もあった。森泉監督は体育の授業で清宮を受け持ったことがあり、大会前に、清宮が母校を訪れた際、森泉監督に「おめでとうございます。うれしいです」と激励。一緒に写真も撮影したという。
サッカー部として初の全国。仲間のため、チームのためにハードワークする「利他の心」「愚直さ」は表現できたが、全国1勝の壁は厚かった。森泉監督は「まだまだ、サッカーでは全国レベルのチームではないと思っている。これを足掛かりに、1つのスタート地点として、もう1回、この舞台に上がっていきたいと思っています」と全国への再挑戦を誓った。【岩田千代巳】