【高校女子サッカー】藤枝順心2連覇へFW辻沢亜唯「1試合1点」目標にチームをけん引

クロスを上げる藤枝順心FW辻沢

第32回全日本高校女子サッカー選手権が、30日に開幕(兵庫)する。20年連続20度目の出場となる藤枝順心(東海1位)は、2連覇を目指して出陣。U-19日本代表候補でWEリーグ・INAC神戸内定のFW辻沢亜唯(3年)が「1試合1点」を目標に掲げ、チームをけん引する。

辻沢は1年時に右膝前十時靱帯(じんたい)を断裂し、2年時には左足首を脱臼骨折。負傷欠場が続き、今大会が「最初で最後」の選手権となる。スタンドで見守った前回大会を振り返りながら「応援もすごく、ここでプレーしたいと強く思った。今年はピッチで優勝したい」と語った。

先月から行われた皇后杯では、なでしこ1部・オルカ鴨川戦でハットトリックを達成するなど3試合4得点をマークした。好調ぶりを印象付けたが、本人は「まだ決めるべき場面で(点を)取れていない」。選手権に備え、自主練習ではシュートに重点を置いて精度向上に励んできた。

連覇を目指す戦いは、神戸弘陵(関西3位、兵庫)との1回戦(30日)から始まる。辻沢は「1試合1点が目標。挑戦者の気持ちで、初戦から気を引き締めて戦っていきたい」。2年連続7度目の頂点に照準を合わせ、ゴールを積み重ねていく。【前田和哉】

○…GK菊地優杏とMF久保田真生も、INAC神戸への入団が内定した。このほど藤枝順心で行われた会見に、辻沢と共に出席。菊地は「シュートストップと1対1の対応が長所。ピンチを防ぎ、勝利に貢献できるように頑張りたい」。久保田も「背後への抜けだしやドリブルが武器。生かして得点に関われるようにしたい」などとコメントした。またMF下吉優衣(いずれも3年)が、アルビレックス新潟へ入団する。