【新潟】世界のパサー58位・秋山裕紀「年男」の今季目標は「3ゴール8アシスト」/一問一答

新シーズンの目標を色紙に記す秋山

J1アルビレックス新潟のMF秋山裕紀(23)が「年男」の24年シーズンを輝く1年にする。正確なポジショニングと長短のパスで中盤の底から攻撃を操るバランサーは、今季の個人目標に「3ゴール8アシスト」を掲げた。前橋育英高(群馬)から19年に新潟に入団し、プロ6年目を迎える野心家は、クラブの初タイトル獲得へ、強い意志を持ってピッチに立つ。

 

-新潟6年目を迎える

「チームに必要な選手になる。ボールを扱う技術も大切だが、声を出したり、苦しい時間に何が出来るのかをもっともっと考えながら取り組んでいく」

-昨季は10位

「J2で築き上げたサッカーが通用する部分が多く、自信から確信に変わった。リーグ後半戦は守備も良くなり、負けるゲームが少なくなった。ただ、選手もスタッフも誰ひとり満足していない。スタイルを継続しながら細部にもっとこだわる」

-昨季は自身初のJ1舞台でもあった

「ボールを持った時の落ち着きや展開力は思う存分、出せた。守備で手応えをつかむことも出来た。スピード感だったり、1つ1つのクオリティー、仕留める力の差は感じたので、もっと求めていく」

-世界のパサー58位にランクイン(※)

「うれしかったし、自分の持ち味を改めて確認できた。さらに伸ばしつつ、もっとチームがいい方向に向かうようにボランチの自分が主役になって試合をコントロールできるようになっていきたい」

-印象に残った試合は

「アウェー川崎フロンターレ戦(23年9月29日、3-2)。似たスタイルの相手に対してボール保持率で上回り、結果も内容もともなった。自信がついたゲームだった」

-過去にJ3沼津、J3鹿児島への期限付き移籍を経験した

「新潟で(試合に)出られない悔しさはあったがネガティブにならず、必ず戻って『J1昇格、J1でタイトル』という思いがあったので移籍先で常に何が出来るかを考えていた。その目標が気持ちを前向きにさせてくれていた」

-自身に求めることは

「インパクトを残し、勝利に導く。前に新戦力も加わり、1つ(得点を)取れば波に乗るような選手がそろったので役割を果たしながらいい配球を多くしたい」

-15日に沖縄キャンプが始まる

「競争がまた始まる。キャンプインに向けてオフも体を動かしている。初日から120%で臨み、アピールする」

-タイトルへの思いは強い

「新潟のサッカーはJ1で一番いいと思っているし、優勝を狙える。(プロ生活を)スタートしたクラブでJ1のタイトルを取りたい。うまさだけでなく、落としちゃダメな試合で勝ちきる勝負強さを全員で示し、上位争いに食い込む」

◆CIES Football Observatory(スイス拠点のサッカー研究機関)

「Wyscout」のデータを参考に、23年10月17日までに行われた各国リーグ戦のうち、450分以上に出場した選手を対象に世界のベストパサー100名をランキング形式で発表。パスの成功数や成功率のほか、チームメートと比較した際のパスの比率や試合の平均レベル等が配慮されていた。

1位はマンチェスター・シティーのMFロドリ。90分あたりパス数は111で成功率は95・0%。2位以下はバルセロナMFデ・ヨング、レアルマドリードMFトニ・クロースら欧州リーグ所属の選手が上位に並ぶ。

Jリーグからは4選手がランクイン。58位の秋山は90分あたりのパス数が74で、成功率は91・4%。77位はJ2磐田MF遠藤。78位にJ1C大阪MF喜田。98位にJ1川崎F・MFシミッチが入った。海外に所属する日本人選手はランクインしていなかった。