【磐田】横内監督J1残留へ「勝ち点40目指す」15選手加入「未来につながる補強してくれた」

磐田の今季新加入選手。前列右から石田、川島、横内監督、レオ ゴメス、朴。2列目右から高畑、平川、植村、川崎、ブルーノ ジョゼ、マテウス ペイショット。後列右から西久保、坪井、杉本、ウェベルトン

J1ジュビロ磐田は13日、浜松市内で新体制発表会見を行った。補強禁止だった昨季から、今年は新たに15選手が加入。横内昭展監督(56)はJ1残留のボーダーラインと言われる「勝ち点40」を最低限の目標に掲げた。

個性豊かなメンバーが顔をそろえた。FIFAから補強禁止を通達された昨季の新体制発表会見はユースからトップ昇格したFW後藤啓介(18、アンデルレヒト)のみ。2シーズンぶりにJ1となる今季は盛大だった。就任2年目の指揮官は「しっかりと戦える戦力で、未来のジュビロにつながる補強をしてくれた」。所属する全32選手の約半数が今季加入。チームは新しく生まれ変わった。

メンバーは大幅に入れ替わったが、スタイルは貫く。今季も「劇的に何かが変えることはない」。自陣からボールをつなぐ戦術をベースに、攻守の切り替えも徹底。全員守備、全員攻撃を継続するつもりだ。横内監督は「全員サッカーでまず勝ち点40を目指す」と強調。現実的な目標設定でJ1定着を目指す。

チームは直近10年間で計3度の降格を経験。特に今季はJ2への逆戻りだけは避けなければいけない。「勝ち点40が取れた時点で1つでも上の順位を狙っていきたい」と横内監督。立場はあくまでも挑戦者。昨季築いた土台を固めるシーズンと位置付け、チームは14日に始動する。【神谷亮磨】

○…J1を戦い抜くために積極補強した。新加入選手は15人。GK陣は元日本代表の川島永嗣(40)を含む3人が新たに加わった。W杯を4度出場している40歳のベテランは「自分の経験をチームに還元したい」。Jリーグ復帰は2010年以来14年ぶりで、「新しい挑戦は楽しみでしかない」と胸を躍らせた。

ブラジル人助っ人も4人が加入。各ポジションで即戦力となり得る選手を獲得した。熊本から完全移籍で加入したMF平川怜(23)は昨季のJ2でベストイレブンにも選ばれた若き司令塔。トップ下が本職で、「ここからさらに上を目指していきたい。結果でチームに貢献する」と力を込めた。