WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは30日、聖籠町で新加入会見を行った。アルビレックス新潟レディースU－18から昇格のMF田中聖愛（18）ら新加入選手5人が出席した。

元日本代表FWで現在はJ1アルビレックス新潟のコーチを務める田中達也氏（41）を父に持つ聖愛は「（父からは）まずは楽しんで、どんどんチャレンジしてと言われた。小さい頃からの憧れのクラブだったので、入団が決まったときはうれしかったし、誇らしいです」と話した。

チームは3月に再開するリーグ戦に向け、2月7日から沖縄・南城市に場所を移し、1次キャンプに臨む。前への推進力とドリブルを武器にする田中は「まずは基礎技術の向上。そして、得意の攻撃の部分でシュートまでのバリエーションを増やしていけたら」と意気込んだ。

＜ほかの新加入選手＞

◆MF長崎咲弥（18＝アルビレックス新潟レディースU－18）　「持ち味は積極的に縦に仕掛けるプレーと運動量。向上心を持ってプレーしたい」

◆DF富岡千宙（22＝日本体育大／日体大SMG横浜）　「スピードには自信がある。1日でも早く試合に絡みたい」

◆FW那須野陽向（18＝修徳）　「長所はフィジカルと両足でシュートを打てること。それをいかして毎試合点を取れる選手になりたい」

◆MF下吉優衣（18＝藤枝順心）　「スルーパスが得意。前の選手が決めやすいパスをたくさん出していきたい」