【札幌】雷雨で練習中止 新加入MF近藤友喜「練習をやれないならやれないなりに」と前向き

練習中に雨宿りする札幌の選手たち。右から2人目は近藤(撮影・保坂果那)

北海道コンサドーレ札幌は21日、熊本・大津町で24日開幕アウェーアビスパ福岡戦(ベススタ)に向けて練習の予定だったが、ウオーミングアップ、ボール回しまで行った後、雷雨のため中止となった。

横浜FCから加入したMF近藤友喜(22)は開幕3日前でのプラン変更も、恵みの雨と捉える。宿舎内でストレッチなどして過ごしたという。「(練習を)やれれば良かったけど、やれないならやれないなりにポジティブなところもあるので、ネガティブにならない方がいいかなと思う」と前向きだ。

1月の沖縄キャンプから離脱なく過ごしている。「特に問題なく全部出来た。若いので、やれなきゃいけないかなと思っている。やれて良かった」と充実した表情を浮かべる。主に右ウイングバックの位置で練習を重ねた。主力組でもプレーしており、「日を追うごとにどんどん自分の良さだったり、チームのやり方がわかってきて、どんどん自信もついてきている」と手応えを得ている。

開幕スタメンの可能性もあるパリ五輪代表候補は「今季は勝負の年だと思っている。スタートダッシュを切れるように、まずは福岡戦で勝ち点3を取れるように頑張る」と意気込んだ。【保坂果那】