鹿島DF植田弾で追いつきドロー C大阪は苦手克服できずセアラ、ルーカス負傷交代

鹿島対C大阪 先制を許すも引き分けに持ち込んだ鹿島イレブン(撮影・丹羽敏通)

<明治安田J1:鹿島1-1C大阪>◇第2節◇2日◇カシマ

鹿島アントラーズは、ポポビッチ監督の積極采配が奏功し、セットプレーからのDF植田直通のヘディング弾で追いつきホーム開幕戦で勝ち点1を積み上げた。

前半からC大阪がテンポいい攻撃を繰り出し、鹿島はGK早川の好セーブでしのいでいた。鹿島は後半頭からFW鈴木優磨がピッチに入った。だが後半13分、C大阪は川崎フロンターレから加入したDF登里の縦パスを起点に、途中出場のMF為田のクロスをレオ・セアラが左足でゴール右下に決め先制した。

リードを許した後、ポポビッチ監督は日本代表MF佐野をセンターバックに入れ、MF名古、ギリェルメ・パレジ、垣田と前線にフレッシュな選手を投入し勝負に出る。

後半40分、鹿島は敵陣左サイドでフリーキックを獲得。キッカーの鹿島MF名古のクロスを、植田がファーサイドで頭であわせ同点に追い付いた。

C大阪は鹿島を苦手としており、11年以降、2勝2分け18敗。現在は13試合未勝利(2分け11敗)で、勝てば7年ぶりの鹿島からの勝ち点3だった。前線のレオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデスが負傷交代しており、痛い勝ち点1となった。