<明治安田J1:C大阪2-1東京V>◇第3節◇9日◇ヨドコウ
セレッソ大阪が、開幕3戦目で待望の今季初勝利を飾った。通算1勝2分けで勝ち点5とし、クラブ設立30周年の今季に掲げた初のリーグ優勝を目指す。
小菊昭雄監督(48)の采配が当たった。前節鹿島アントラーズ戦で左内転筋を痛めた得点源のFWレオセアラ(29)を、1-1で迎えた後半21分に投入。当初は出場回避も考えられたが、医師やメディカル担当のサポートを受けて、出場時間限定でベンチ入りしていた。
そのブラジル人エースは後半終了間際、ペナルティーエリア内で強引に相手からボールを奪い返し、その流れでPKを獲得。きっちり決めて、2戦連続ゴールで勝ち越した。小菊監督は会見で絶賛した。
「幸いにも検査結果は軽傷だった。ただ、長くても出場は45分間でゲームプランは後半勝負。あそこでボールを奪って、PKを決める。改めて彼の能力の高さに感謝したい」
21年8月に就任した小菊昭雄監督(48)にとっては、開幕から指揮を執るのは今季で3度目。過去2年はいずれも開幕4戦目が初白星だったため、3試合目の今季は最短だ。
「1つ勝つことでチームの結束力や絆、サッカーへの自信がプラスとして加速していく。私もコーチで過去を見てきた。1つ勝つことでどれだけ成長するか。確信を持っているし、これからが楽しみ」
レオセアラと同様に、前節鹿島戦でMFルーカスフェルナンデス(29)が負傷し、今週に入ってMFカピシャーバ(27)も負傷で離脱。3トップに入る2人を欠いた状況でも、指揮官の采配と、残った選手の踏ん張りでピンチを切り抜けた。22年が5位、23年が9位だったリーグ戦で、今度こそ頂点を懸けた戦いが始まった。【横田和幸】