【G大阪】20歳坂本一彩が今季初ゴールとなる同点弾 相手DFの退場呼び込むスルーパスも

G大阪対鳥栖 前半終了間際、坂本一彩(左から2人目)はゴール前の混戦からこぼれ球に反応し、ペナルティエリア中央から左足でゴール下に決める(撮影・宮崎幸一)

<明治安田J1:G大阪2-1鳥栖>◇14日◇第8節◇パナスタ

ガンバ大阪のFW坂本一彩(20)が、3戦ノーゴールが続いていた攻撃陣に風穴をあけた。

0-1で迎えた前半アディショナルタイム、坂本は右FKからDF福岡将太(28)が放ったシュートをDFがブロックしてこぼれたところを見逃さず、左足を投げ出した。反応したDFにクリアされ「取り消しになるかと思った」という坂本だったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)検証の末にシュートがゴールラインを越えていたと判定され、得点が認められた。「すごいうれしかったし、びっくりしました」。試合前から「(ゴールが)近づいてきていると思うので、決めたい」と話していた20歳は、今季4度目の先発出場での初ゴールを素直に喜んだ。

後半11分には、中盤で受けて巧みなターンで相手をかわし、ゴールに向かってロングスルーパスを出した。これに抜け出したMFウェルトンが決定機で倒され、鳥栖DF堺屋佳介(18)の一発退場となり、数的優位にすることにも成功した。この一連のプレーには「自分はボールを持ってから良さが出る選手だと思うので、ああいうゴールにつながるプレーができたのはすごいポジティブ」と胸を張った。

ようやく出た得点という結果に手応えは得たが、満足はしていない。「チャンスで決めていかないと上位に行くのは厳しくなる。ここから点を積み重ねていかないといけない」。若き点取り屋は、結果を出し続けることで定位置確保を目指していく。【永田淳】